椎間板ヘルニア記事一覧
椎間板ヘルニアとは
腰椎惟間板ヘルニアという症状ですが、背骨は椎骨という骨が積み重なってできていて、首から背中にかけて上から頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨と並んでいます。1個の椎骨は、円柱形をした椎体と複雑な形をした椎弓から成り立っていて、積み重なっている椎骨の間にはさまっているのが椎間板で、椎間板は、椎骨どうしをつなげ...
椎間板ヘルニアのおもな症状
腰椎椎間板ヘルニアのおもな症状は腰痛と脚の痛みやしびれで、急に痛みが出るのが特徴ですが、徐々に症状が強くなるタイプもあり、腰痛や脚の痛みしびれの症状と、痛みとしびれの両方の症状がみられることもあり、脚の片側だけの痛みやしびれの症状と両側の脚に症状が生じる場合があります。腰椎椎間板ヘルニアの症状の脚の...
椎間板ヘルニアのタイプ
腰椎椎間板ヘルニアの症状は椎間板の飛び出し方によって、髄核が線維輪を押し出して椎間板の一部分がふくらんで突き出た「膨隆型」や髄核が線維輪を破って飛び出した「脱出型」、髄核が線維輪と椎骨同士をつないでいる後縦靱帯を破って飛び出している「穿破脱出型」、飛び出した髄核の一部分が、離れた場所に移動してしまっ...
椎間板ヘルニアの整形外科での診断
腰椎椎間板ヘルニアの診断を整形外科で受ける場合、一般的な腰椎椎間板ヘルニアの症状は突発的に生ずる腰痛ですが、原因にはさまざまなものがあります。我慢できる程度の腰痛の場合は、医療機関で診察して貰いますが、診察してもらうべきかどうか迷う場合は2、3日様子をみても痛みがとれない場合や、どのような格好をして...
椎間板ヘルニアの触診と検査
椎間板ヘルニアの触診と検査は、腰痛や脚の痛み、しびれがある場合、下肢伸展挙上テストや大腿神経伸展テストを行いますが、下肢伸展挙上テストや大腿神経伸展テストは、脚をもち上げたり曲げたりすることで、痛みやしびれの場所をみる検査で、どの場所の神経が痛みやしびれを起こしているのかの確認を行います。椎間板ヘル...
椎間板ヘルニアの問診
椎間板ヘルニアの問診は、痛みの症状を確認し、体を曲げたり、ひねったり、歩いたりしてもらい痛みを避けるためにとっている姿勢を確認し、痛みの出方や体の動作を確認します。椎間板ヘルニアの問診は、どこが痛いのか、どのような症状で痛みやしびれがあるのか、痛みやしびれの種類は鈍痛なのか、しびれなのか、刺すような...
椎間板ヘルニアの画像検査
腰椎椎間板ヘルニアの診断のためにX線検査、MRI検査を行いますが、重要なのはMRI検査で、MRI検査でほぼ腰椎椎間板ヘルニアの診断を診断することができますが、手術が必要なような状態の場合は、造影検査を行う場合があります。腰椎椎間板ヘルニアの診断のX線検査は、椎間板や神経は通常のX線検査では判別しづら...
椎間板ヘルニアの治療方法
腰椎椎間板ヘルニアの治療では、保存療法を行うのが一般的ですが、排尿や排便に支障が出るような膀胱直腸障害や、強いしびれ、脚に著しい筋力低下などの症状がある場合は、早期の手術をおすすめします。腰椎椎間板ヘルニアの症状は、時間の経過とともに自然に治まっていく場合が多く、一般的には症状が生じてから1ヶ月以内...
椎間板ヘルニアの薬物療法
椎間板ヘルニアの発症が早期の場合には、安静、薬物療法、神経ブロックを適宜併用して治療が行われます。発症が早期で痛みが強い場合には安静を基本とし、体を激しく使う仕事や活動、スポーツは行わないようにして、座っているのが辛い場合は、横になるなど楽な姿勢をとるようにします。椎間板ヘルニアの薬物療法は、痛みや...
椎間板ヘルニアの手術治療
椎間板ヘルニアの手術治療はヘルニアになっている部分を除去したり、ヘルニアを引き起こしている椎間板内の髄核を取り除いて、椎間板内の圧力を下げて、神経根への圧迫を除去する目的で行われます。腰椎椎間板ヘルニアで緊急に手術が必要な場合は、膀胱直腸障害や、脚に重度の筋力低下やしびれをともなう場合で、筋力低下や...
椎間板ヘルニアの神経ブロック治療
椎間板ヘルニアの治療で行われる神経ブロック治療は、おもに脚の痛みに対して、薬物療法で効果が得られなかった場合に行われる治療方法で、痛みがある神経に局所麻酔薬やステロイド薬を注入して痛みを抑えますが、局所麻酔薬は障害のある神経を麻痺させて痛みを防ぎます。神経ブロック治療で使用されるステロイド薬には抗炎...
椎間板ヘルニアの運動療法
椎間板ヘルニアを治療するための運動療法は、身体の中心を支える腹筋や、背筋を強くすることがとても重要で、背筋や腹筋は身体の中で姿勢を保つ役割があり、背骨に負担をかけない働きがあります。加齢によって背筋や腹筋の筋力が低下してきますと、背骨に負担が大きくかかるようになり、椎間板の変形の影響を受けやすい状態...