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坐骨神経痛の種類
坐骨神経痛を病名だと思っている人は少なくありませんが、実は坐骨神経痛は病名ではなく、坐骨神経が痛む症状のことを坐骨神経痛と呼んでいるだけで、いわば「頭痛」などと同じ種類の言葉だと言えます。
坐骨神経痛の症状として知られているのは、しびれですが、健康な人でも足がしびれることはありますが、普通であれば体制を変えるだけでしびれを緩和させることができますし、坐骨神経痛の場合には楽な体制をしてもしびれが治まらず、痛みも伴うことがあります。
くしゃみをするだけで下半身に激痛が走ることもあり、腰から下肢にかけて刺激に極めて弱い状態になりますし、坐骨神経にトラブルが生じると、脚力が低下して歩行に障害が生じますので、歩く際には前かがみにならないと進めなくなり、また床の物を拾うこともできなくなり、さらに直立することが困難になり、足に体重を乗せるだけで強い痛みを感じます。
頭痛がそうであるように、坐骨神経痛を生じる場合にもいくつかの原因がありますし、坐骨神経痛の場合、大きく分けると原因は3種類に分けられます。
根性坐骨神経痛は腰椎性坐骨神経痛とも呼ばれますが、これは椎間板ヘルニアなどによる圧迫が原因ですし、梨状筋性坐骨神経痛は、梨状筋が緊張と収縮を繰り返すことで圧迫を引き起こし、発症につながると言われています。
根性坐骨神経痛や梨状筋性坐骨神経痛に対し、厄介なのが症候性坐骨神経痛でこれは神経の圧迫以外の原因によるものですが、原因の特定が難しいために治療も困難だとされています。
坐骨神経痛の種類関連ページ
- 坐骨神経痛の原因
- 坐骨神経痛の原因の最も多く見られるものが椎間板ヘルニアで、多くの場合、神経の圧迫を伴う病気が坐骨神経痛を引き起こしています。
- 坐骨神経痛とヘルニアの位置
- 坐骨神経痛が椎間板ヘルニアが原因で起こる場合、ヘルニアの位置によって坐骨神経痛が起こる場所が変化します。
- 坐骨神経痛を引き起こす梨状筋症候群
- 坐骨神経痛を引き起こす梨状筋は坐骨神経のすぐ上にあり、周りの筋肉をサポートする役割があります。
- 坐骨神経痛を引き起こす脊柱管狭窄症
- 坐骨神経痛の原因で二番目に多いのが脊柱管狭窄症で、脊柱管が狭まることで神経が圧迫されて、坐骨神経痛を引き起こすことがあります。
- 坐骨神経痛を引き起こす病気
- 坐骨神経痛を引き起こす病気には、代表的な椎間板ヘルニアやウィルス感染症やアレルギー性の病気、自律神経失調症、ホルモンバランスの乱れなどがあります。